日商簿記3級 NO4

仕訳とは・・・取引を記録すると書きましたが、日記のように書いていたら見づらいですし、分かりにくいので、簿記では用語(勘定科目)と金額で記録します。この事を仕訳といいます。

例)商品100円を買い、現金で支払った、という取引の仕訳は

  (商 品)100 (現金)100 となります。

注)ここでは分記法(詳細は後述)で仕訳しています。

ここで注目なのは、左側と右側に勘定科目と金額が記入されていることです。これは仕訳には一つの取引を2つに分けて記入するというルールがあるからです。

商品を買った時、商品は増えますが、お金を払っているので現金は減ります。なので、仕訳をする時は、「商品を買ってきた」という一つの仕訳を「商品が増えた」と「現金が減った」と2つに分けて記録するのです。

ではなぜ、仕訳の左側に商品、右側に現金が記入されるのでしょうか。次回、仕訳のルールその②を書きたいと思います。

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